上川大雪 （碧雲蔵･･･北海道帯広市）
地元に支えられ地域に根ざす『地方創生蔵』
上川大雪酒造“碧雲蔵（へきうんぐら）”は歴史ある帯広畜産大学の学生寮（碧雲寮）から命名しました。帯広畜産大学は日本唯一の国立農業系単科大学で、北海道の醸造家を輩出してきた歴史があります。
北海道産にこだわった酒造り
日本酒造りの原料は、水と米。仕込み水は、日高山脈に源をなし、何度も日本一の清流に輝いた札内川水系の中硬水。酒米は信頼で結ばれた顔のわかる生産者のつくる、北海道産の酒造好適米「彗星」「吟風」「きたしずく」の３種類を使用。我々を信頼してくれている生産者と、十勝の美味しい天然水に敬意をはらい、この地で愛され根付いていく地酒を醸していきます。
コンセプトは「普通に造る」こと。目指すのは「飲まさる酒」
我々は大きな仕込タンクは使いません。手造りの伝統的な手法で一本一本のもろみを丁寧に仕込む、小仕込み・高品質の酒造りを行います。
極端なものではなく、普通に美味しいお酒。より多くの人が喜んでくれる酒造りを目指します。※「飲まさる」とは北海道弁で「ついつい飲んでしまう」の意。
日本酒を活用した地方創生ビジネスのイノベーションを目指して
五角形を有する家紋は創業の地、大雪山の「大」の文字、美しい雪、アイヌ文様をデザインモチーフに、日本酒の五味、甘・酸・辛・苦・渋を表現しています。これから五十年、百年と美味い酒を醸し、地域で愛され受け継がれていく酒蔵のシンボルマークです。日本酒を活用した、地方創生ビジネスのイノベーションを目指して。
上川大雪（十勝）純米
1800ml ２８６０円（税込）
720ml １５４０円（税込）
使用米 国産米
精米歩合７０％
７０％精米ながら、雑味なく十分な力感をもった味わいとキレを存分に楽しめる、十勝流の“飲まさる酒”です。
“碧雲蔵”の仕込水はかなりのミネラルを感じる中硬水。水が日本酒に与える影響は相当なもので「ゴクッ」と飲みごたえがある飲兵衛の酒と言えるかもしれません。ふくらみのある味わい。
上川大雪（十勝）純米吟醸
720ml ２２００円（税込）
使用米 国産米
精米歩合５５％
ミネラル感の強い水の良さを生かしながら、食中酒として成り立つよう、やはり“昭和の吟醸酒”を意識した造りで醸していきます。ほのかながら心地よい香りと、しっかり骨格を感じる味わい。きめ細やかな酸が、箸と盃がすすむリズムをつくりだす、凛とした品格を感じさせるバランスのよい純米吟醸酒。
上川大雪（十勝）純米大吟醸
720ml ３５２０円（税込）
使用米 国産米
精米歩合４５％
北海道産酒米を４５％まで磨き上げ醸しました。控えめながら華やかな吟醸香と、すっきりした味わい。キリっとした印象の大吟醸ながら、やはり食事と一緒に楽しめるのが「上川大雪酒造」の流儀。“碧雲蔵”の特徴でもある力強さを感じられます。
上川大雪（十勝）
山廃純米生「きたしずく」
720ml ２３１０円（税込）季節限定
使用米 国産米
精米歩合８０％
白麹を一部使用したこのタイプは、柑橘系の爽やかな酸と、乳酸菌由来のコクのある酸とを重層に組み合わせることにとって、低アルコールでありながら味に膨らみを持たせ、新しいタイプのバランスを持つ日本酒です